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株式会社サンゲツ編-3-

オフィスのインテリアデザインに明確なトレンドがない一方で、「エコ」は社会問題も包括する大きなトレンドと言えます。事実「エコ」なインテリア材に対するお客様のニーズは近年非常に高まってきており、サンゲツ様は、環境問題を考えたオリジナル商品の開発や仕組みづくりにも取組んでいらっしゃいます。

インテリア材の耐久性は、環境負荷低減に貢献する重要な要素です。そこでサンゲツ様からご紹介いただいたのは、原着ナイロンという素材を使用したカーペットタイル「NT-700EX」シリーズ。サンゲツ様曰く「明らかにランニングコストに差が出る」耐久性に優れた商品だそうです。


ナイロンはもともと優れた耐久性と耐摩耗性を持ち、汚れにも強いため、カーペットに適した素材と言われています。しかし原着ナイロンは糸になる前の溶液段階で着色されますので、繊維の芯から染色され、通常のナイロンに比べても抜群の耐久性を備えているそうです。歩行による色落ちや直射日光による色褪せが少なく、塩素漂白剤や薬品にも耐性があり、そのうえ防汚性にも優れた繊維構造を持つといった特長が、長期的な見地でのコスト削減に貢献します。加えて、長繊維(フィラメント)の遊び毛の発生を抑制できる優れた素材だそうです。

別に、100%リサイクルできるカーペットタイル「NT-250eco」シリーズについてもご紹介いただきました。「NT-250eco」はカーペットタイルのパイル層(繊維部分)とバッキング層(裏地)を分離せずにまるごと再資源化し、新たなカーペットタイルとして 100%再生できる、画期的なリサイクルシステムを持つ商品です。エネルギーと資源の無駄を発生しない、フル回収・ゼロ廃棄・100%再資源化を実現するサンゲツ様のリサイクルシステムは、インテリア材における環境配慮を先取りした提案として注目されているそうで、今後も主力商品として力を入れていきたいとのご説明をいただきました。


カーペットタイルは現在のオフィスのフロアの主流になっており、リニューアルの際などにはある程度まとまった面積の敷設を行います。そこに環境配慮型の商品を導入することで産業廃棄物の削減や資源循環の一翼が担えるとすれば、それは社会貢献を伴う物件の付加価値につながると思います。もちろんコストパフォーマンスの観点からも十分に検討を重ねながら、このような環境に優しい商品のご提案をサンゲツ様と連携して行っていきたいと考えています。

>取材メモ
近頃、新型インフルエンザ対策のために建物の入口に消毒液を置くケースが増えています。長く使っていると、周囲に飛散した消毒液が原因でテーブル周りのカーペットだけが白っぽくなってしまい、それを落とすのに苦労されているケースがあるとのお話をいただきました。本文中に紹介したカーペットタイル「NT-700EX」はこのような事例にも耐性があるとのことで、まずはこういった具体的なメリットをもとに提案を始めていけると感じました。なお、当社では以上のような「NT700EX」シリーズの商品性を評価し、当社開発物件であるNEWS日本橋堀留町にて採用しております。

※本記事は2010年4月6日取材時点の情報を元に作成しております。


取材協力・情報提供:株式会社サンゲツ



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