「ひらめき はかどり ここちよさ」。これはコクヨ様が100周年を迎えるにあたって2004年に策定されたブランドメッセージです。ユーザーの「Knowledge Work(知的活動)」に対して、「ひらめき(=創造性)」「はかどり(=効率性)」「ここちよさ(=快適性)」という価値を提供し続けたいというコクヨ様の企業姿勢が明確に表れているメッセージですが、今回エコライブオフィスを見学させていただいて、まさにこのメッセージをカタチに表現しているスペースだと感じました。
このオープンスペースで開発されているエコソリューションが今後どのように商品化され、私たちPMにとってどれぐらい重要なアイテムになるかは計り知れませんが、コクヨ様の取り組みは間違いなく世の中のエコ化という方向性に合致しており、その豊かな発想をベースとした可能性がとても楽しみでなりません。それが今回の見学を通じて感じた私たちPMの共通の意見です。
当社はオフィスビルの管理運営を主体業務としていますが、今回コクヨ様の取材と見学をさせていただいたことで、エコ化にいち早く精通することが少なからず企業の今後にプラスになるという感触を得ました。エコ化の推進が社会と企業の双方から求められる世の中へと今後一層進むだけに、オフィスビルのスペシャリストとして、企業様に快適空間を提供する立場として、コクヨ様の商品や発想、そしてエコの思想を今後ますます享受しながら、よりよいオフィス空間を創造し提供するために連携を高めていければと思います。
>取材メモ
エコライブオフィスのプロジェクトで顕著なのは、「オフィスにこういうモノやコトがあったら」という発想を自社で行い、それを実現する技術を外部の協力企業に委託している点だと感じました。そしてそれはコクヨ様ならではのフレキシブルな発想を、固定観念にとらわれず最大限に発揮できる強みだと感じました。
今回、当社PM担当者全員がエコライブオフィスに集合し、エコの取組や設備・什器類などを実際に体験し、知識を習得しつつ、中小オフィスビルで適用できる取組について、各自で意見を出し合いました。省エネルギー推進というカタチで還元することは我々PMの役割でもある、今回の機会を通じて共有した気付きを大事にしたいと思います。
※本記事は2010年5月13日取材時点の情報を元に作成しております。
取材協力・情報提供:コクヨ株式会社