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コクヨ株式会社編-1-

オフィスを取り巻く現状にエコというキーワードはもはや欠かすことはできません。2010年4月に施行を開始した改正省エネ法では、省エネ措置の届け出や定期報告が義務づけられる対象が拡大されました。これを機に私たちPMはより一層、オーナー様に成り代わってオフィスビルを運営させていただく立場として法令の主旨を理解し、オフィスの省エネによる環境保全への取り組みをさらに追求していかなければならないと感じています。

そんななか、今回お邪魔したのは、オフィス家具・文房具メーカーのコクヨ株式会社です(以下、コクヨ様と表記します)。コクヨ様が創業100周年を迎え、構造改革のもと新体制で事業を始動した2005年、中長期的な見地も含めた研究開発と未来へ向けた新事業の創出のために設立された、RDIセンターの方々にお話を伺いました。

「国誉」と書いて、「コクヨ」。この「国誉」は、創業者(黒田善太郎)が故郷の越中富山を離れる時に胸に刻んだ「富山の国の誉れになる」という意味を込めて定めた商標(1917年)で、1961年に現在のカタカナ「コクヨ」が社名となりました。1905年創業以来ずっと継承されている創業者の教えは、コクヨの企業理念「商品を通じて世の中の役に立つ」に凝縮され、その時代時代での先進的な取り組みに具現化されてきました。

その象徴的な施策が、1969 年の本社新社屋(大阪市)の完成に伴い、スタッフの執務スペースを見学希望者に開放した「ライブオフィス」という試みです。ライブオフィスは現在、日本主要都市の事業拠点、海外拠点にも展開されており、そのすべてが「見られる側としての変化」をキーワードに、オフィスにおける「人」と「モノ」が生み出す創造の可能性が探求されています。

2008年、この延長線上に「オフィスのエコ」を追求する画期的なライブオフィスが東京ショールームの5階に誕生しました。それが今回お邪魔させていただいた『エコライブオフィス品川』(以下、エコライブオフィスと表記します)です。

>取材メモ
丸の内エリアでは、企業が自社の環境保全活動を題材に、子どもたちを対象にしたワークショップを開催しているとのお話がありました。いま目の前にある環境問題への取り組みだけでなく、未来に咲かせる種子を蒔くようなエコプロジェクトの事例をうかがって、環境問題は子どもたちも巻き込んで対峙していかなければならない長期的な問題であること、また、ワークショップは中小規模のオフィスのテナント様でもできる活動としてもユニークな視点であると思いました。

※本記事は2010年5月13日取材時点の情報を元に作成しております。


取材協力・情報提供:コクヨ株式会社



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