そんな自分なりのオリジナリティを加えたオフィスの提案をしながら、私の興味は、そのビル自体の管理・運営を任されているプロパティマネージャーという職種に興味を持つようになりました。
それがきっかけで当社へ入社し、実際にPM業務をするようになった今、思うことなのですが、プロパティマネージャーがオフィスの提案を行うことにはいくつかのメリットがあると思います。
前職で私がやっていたような、物品を販売するという立場ではなく、プロパティマネージャーとして賃貸借契約のもとに、そのオフィスを預からせていただくという、非常に息の長いお付き合いのなかでは、その企業の経営者と話をする機会が非常に増えます。
オフィス家具を販売するという仕事もとても楽しく、やりがいを感じながらやらせていただいていたのですが、その業務の性質上、今ほど経営者の方と接する機会は少なかったように思います。
現在では、PM業務を遂行する流れのなかで、必然的に経営者とお話しさせていただくことが多くなるのですが、プロパティマネージャーがオフィスを提案することのメリットは、まさにそこにあると思うのです。