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通信設備株式会社編-5-

電気が必要不可欠なインフラである現代社会において、その存在の上に立った設備製品は目まぐるしい進展を遂げ、オフィス環境をどんどん豊かに快適にしていきます。弱電設備の電設のプロフェッショナルである通信設備様は、この状況をどのように捉えてらっしゃるのでしょうか。

今回取材に対応していただいた方の個人的な見解では、今後弱電の電設業界に求められる技術は確実にシフトしていくだろうとのお話でした。これまでは機械を付けるための結線工事に関する技術の習得に主眼が置かれてきましたが、今後は逆に結線は一本だけで良くて、むしろ全体の設備を正しく適切に動作させるための設計がより重要になってくることが予測されるそうです。そのためには、入れ替わりのスピードが速い製品の知識を広く身に付け、パソコンと連動したソフトウェアの習得も深めていくとともに、新たな人材の育成にも努めていかなければならないとのお話でした。

開発の進化が著しい弱電設備業界の施工やメンテナンスに関わっている以上、相応のスピードで変化が求められる状況は避けては通れないものだと思います。しかし通信設備様には40年以上に渡るノウハウの蓄積があり、現場という最先端で試行錯誤を重ねながら、今後も新たな技術を付加されていくのでしょう。通信設備様が敢えてメーカーというポジションをとらない背景には、常にお客様サイドに立った客観的な視点を持ち、対峙した現場に見合った究極の選択が決断できるという強味が生かせるからこそ、なのだと思います。

本稿のキーワードである「中長期的」という視点は、PMが行うマネジメントはもちろん、日々進化する弱電設備を扱う通信設備様も同様であり、今後の情報共有をさらに密に行いながら、長期的な視野でビルマネジメントに臨んでいきたいと考えています。

>取材メモ
今回お話を伺うなかで、通信設備様との連携の仕組みのイメージがより明確になったことが収穫のひとつでした。急なトラブルに直面した際、当社PMは現場で通信設備様と連絡を取りつつ、的確な指示に基づいた現場確認や対応などを行う事例もあり、トラブルの拡大防止や早期復旧に向けたスムーズな動きが可能となります。今後さらにシームレスな動きができるよう、積み重ねを大事にしていきたいと思います。

※本記事は2010年2月10日取材時点の情報を元に作成しております。


取材協力・情報提供:通信設備株式会社


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