競争といっても形は様々ですよね。横一線に同じテーマで競うことも競争だし、内容は別々でも、最終的な成果(数字)で競うことも競争です。そうやって「競争する」ことについてまず考えてみたのですが、そうすると僕の中に、それは絶対に必要なのか?という疑問が湧いてきました。
もちろん、お互いに切磋琢磨し、高め合うことはとても大切ですし必要なことだと思います。でもそれは必ずしも「競争」させないと成り立たないのか?ということだと思うんです。この視点から考えてみると、僕は同じ条件の下で成果を競い「彼はできたけど、彼にはできなかった」という競争の結果を得るよりも、その中にある個々の能力に注目したい、と思いました。
つまり、競わせて優劣の判断をするやり方よりも、その個人の能力を各々に伸ばすことの方が大切なのではないか、ということになると思います。もし仮に競争があるとするならば、それはチーム同士や企業同士で、その企業の中に存在しているチームは、それぞれが競うべき競争に勝つために、自分自身のそしてチーム全体の力を高めていくことが本来の目的だと思います。
僕自身はこんな風に考えていますが、それぞれにあったやり方があるとも思います。そして、自分なりのやり方で結果を出すことが、一番大事なことだと思います。