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アートサービス株式会社編-3-

オフィスビルの出入管理と聞くと、入口をロックするセキュリティシステムを連想される方が多いのではないでしょうか。出入管理は、人の出入り全般を管理することで、登録したIDをもとに「どのゲートから・誰が・いつ・入室・退室した」という情報を管理する「出・入管理システム」は、オフィスビルにも広く採用されています。

アートサービス様のお話で共感を受けたのが、お客様の出入管理に対する要求レベルは非常に高まっており、そのニーズは、防犯上「入れない」ということや「入る・出る」を管理するものから、「入った人が何をしたか」を管理するものにどんどん変わってきているということです。この状況を受け、アート様では人の動き管理するソリューションとして、「V-LINE」という出入管理システムを提供されています。このシステムは、出入管理装置を軸に様々な認証手段が取れるリーダにて建物内に物理的システムを構築し、専用のシステムソフトを用いて様々な要求水準に対応した管理を実現するものです。

※「V-LINE」カメラ管理用システムソフト使用の例

管理者はパソコンで「誰が・いま・どこにいる」という在室確認ができ、監視カメラとの連動で入退室時の映像録画や室内の様子をライブ映像で確認することもできます。各ゲートの操作履歴はパソコンに記録されますので、履歴の抽出や報告書の作成も容易。さらにカード登録や各ゲートの管理設定、遠隔操作なども一元的に行うことができます。昨年には「W-LINE」という新シリーズが発売され、生体認証リーダやフラッパーゲートとの連動、また複数の認証方式を1つのリーダに集約したマルチ認証という新手法の採用など、さらに進化した機能を提供されています。

個人情報保護法が慣用化し、財務報告に関わる内部統制を重視したJ-SOX法として金商法が施行されるなど、情報を管理するための制度的基盤が形成されつつあります。当社ではそのような社会的状況を踏まえ、組織内における情報へのアクセス管理などへの発展も見据えながら、適切な提案に繋げていきたいと思っています。

>取材メモ
「W-LINE」の製品シリーズは「V-LINE」のリーダと互換性があるそうです。つまり「V-LINE」で運用中のリーダを、「W-LINE」へのシステム変更時にも利用できますので、導入コストの削減が図れます。アート様の製品ラインアップはこのように、機器や配線に互換性を持たせたものが多く、将来的な拡張やグレードアップの際のコスト面にも配慮されております。互換性を確保する意識はメーカーに対する信頼にもつながると感じます。

※本記事は2010年2月10日取材時点の情報を元に作成しております。


取材協力・情報提供:アートサービス株式会社
株式会社アート


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