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テナント様が安心して業務に集中できる環境の維持はもちろん、情報化社会における企業機密や個人情報保護を強化する上でも、オフィスビルに求められるセキュリティの水準は日増しに高まっています。今回お話を伺ったのは、出入管理システムの老舗である株式会社アート様(以下、アート様と表記します)のグループ会社、アートサービス株式会社様(以下、アートサービス様と表記します)です。アートサービス様は、1976年の創業から出入管理を専門に製品の開発・販売を行って来られたアート様のサービス部門として、お客様が安心して継続的に利用できる機器の保守・修理を事業の核に、2000年に分社化されました。現在、アート様の製品・サービスは、出入管理市場で国内シェアNo.1。オフィスビルはもとより中央省庁から公共施設、工場、マンションなど多くの施設への導入実績があり、トップシェアは確かな技術力と信頼性の賜です。
今回取材に対応してくださった方のお一人が「私はいまアートサービスの『施工管理部門』の所属ですが、以前はアートの『製品開発部門』にいたんです」とおっしゃっていました。つまりグループ内で活発な配置異動を行い、スタッフ全員が出入管理に関わるトータルな知識を身につけていることがアートサービス様の大きな強みのようです。一人ひとりがトータルな知識を身に付けるという姿勢は当社と相通じる部分があります。スタッフ個人がオールラウンドプレイヤーとして立ち回れる判断力、実行力こそが企業を強くするという考え方のもとに、当社も1人の専任PMが1棟のオフィスビルのすべてを担っています。だからこそ、出入管理のスペシャリストであるアートサービス様から得る知識は、質の高いビルマネジメントを継続する上で不可欠な要素です。進化するセキュリティ基盤を提供する立場として、当社はアートサービス様との連携を高めている段階です。
>取材メモ
国内初の出入管理システムは、1980年にアート様がスタンレー電機株式会社様と綜合警備保障株式会社様と共同で開発された「MC-1500」という製品で、ある信託銀行の事務センターに納入されたそうです。この出入管理システムの初代機は小型冷蔵庫ほどの大きさがあり、それからわずか35年で現在の小型化・多様化に漕ぎ着けたと思うと、セキュリティ業界の進化スピードを如実に感じることができます。
※本記事は2010年2月10日取材時点の情報を元に作成しております。