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株式会社シー・アイ・シー編-2-

オフィスビルの設備管理上の大きなリスクとして、ネズミによる被害が挙げられます。ネズミの身体に付着したダニが人体にかゆみを引き起こすだけでなく、ネズミが配線を齧(かじ)って電気系統をショートさせたり、最悪の場合火災に至るケースまであるそうです。

そこで活躍するのが、シーアイシー様が商品開発を行うオリジナル商品、超音波防鼠機「ネコのささやき」です。強力な超音波を発生することにより従来製品よりも防鼠効果を格段に高め、さらにその音波を2波、ランダムに合成・変化させることで慣れ防止にも対応した画期的な商品とのことです。


「ネコのささやき」は、1995年の発売開始以来、東京都内を中心におよそ1万台の納入実績があるそうです。ネズミは、親指ほどの隙間があれば、そこを通ってビルに侵入してきます。この商品を、例えばエントランスの自動ドアレール付近などわずかな隙間のある場所や開口部周辺に設置すれば、ビル内部へのネズミの侵入を抑制し、被害を最小限に食い止めることができるそうです。

「ネコのささやき」はネズミに対して強力な忌避効果がありますが、磁波ではなく音波のため、コンピュータ機器などに対する影響はありません。また、原則的にレンタル対応のため大掛かりな初期投資も不要。ネズミの習性や行動パターンから、場所により昼間はオフ、夕方から明け方まではオン、というように音波発生時間や間隔も自由にタイマー設定できるなど、低いランニングコストで高いリスク管理を実現できるそうです。

ネズミは、火災のように目に見える大きな被害をもたらさなくとも、ビル設備の損害を通じた耐用期間の短縮など、オーナー様の財産価値を脅かす可能性があります。ですから、PMとしてもこのようなメリットのある商品を、状況に応じてオーナー様へご提案させていただきたいと思っています。

>取材メモ
オフィスビルでネズミの駆除が一般的に行われるようになったのは、昭和45年に施行されたビル管法(「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」)に起因するようです。この法律は建築物の環境衛生に関わる必要項目を定めたもので、当時の急速な高度経済成長が必要の母となり生み出されたものです。それからおよそ40年を経た現代、ネズミはある意味リアル・ウイルスとも言える脅威の存在となりました。その意味で、この法律は現代社会の変化により、必要性が大きく高まったものと言えるでしょう。

※本記事は2010年2月10日取材時点の情報を元に作成しております。


取材協力・情報提供:株式会社シー・アイ・シー



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