フォーマルと快適さが融合したエントランス都道317号線、通称山手通り沿いに建つ「西池袋フジタビル」は地上11階建て。艶のあるラスタータイルに覆われた美しいディティールの外観は、4階部分までが段状にセットバックされた安定感のある形状で、堂々とした佇まいを見せています。
「西池袋フジタビル」のエントランスの特長は、オフィスビルとしてハイスタンダードな仕様がさりげなく施されている点にあります。入口部分は懐を深く取り、ゆったりとした庇代わりの空間を創出。その先の風除室は、ビルの構造に沿って僅かに角度をつけることで、ホールまで風が吹き込みにくい仕様になっています。また、数人のお客様が一度に来られても招き入れるだけのキャパシティや、建材にみかげ石や白色系の大理石など質の良い素材を使用している点など、トータルバランスの高い堅実な空間を演出しています。
エントランス 間口と奥行きを広く取ったフォーマルな空間。
風除室 若干角度がつくことで風が直接ビルの中まで入り込みにくい構造。ダイヤル錠のポスト前に目隠しのつい立てを備えているのも細かい気配りです。
エレベーターホール ゆったりとした広さと穏やかな明るさに加え、高級感をも備えています。