2009年を「◯◯の1年」という言葉で表すとすれば、私にとっては「リーシングの1年」でした。オーナー様に代わってプロパティマネジメントを遂行する上で、リーシングはオフィスビルの資産価値を高める上での重要な業務です。私は他のPMスタッフよりも管理させていただいている担当物件が比較的少なく、そのことがリーシングにより注力し努力するための要素となって、上司やスタッフのアドバイスやサポートをいただきながら、おかげさまで「リーシングの1年」と言える軌跡を描けたように思います。
リーシング業務に対するPMとしての感触のようなものを得られたのは、100坪を超えるフロアにテナント様を誘致させていただいた経験が大きかったように思います。規模が大きくなれば必然的にご契約いただくまでの取扱い業務が細部にわたって増え、携わるべき業容も拡がります。その案件の際はテナント様にオフィスレイアウトのプランニングに参画させていただき、ご入居までのスケジュールに基づいたオフィス空間の工事についても施工管理を行い、よりトータルなスケールでテナント様のお役に立つことができました。
この時の経験が自身の糧となり、その後のリーシング業務をよりご契約というカタチに結び付けられる原動力になったのではないかと感じています。