新着情報

立川ブラインド工業編-1-

オフィスビルにとって必要不可欠であり、テナント様が入居されている専用室内には必ず設置されているブラインド。イタリアの窓格子に端を発するその歴史はことのほか永く、日本では昭和22年にジュラルミン製ブラインドが流通していました。その後オフィスや家庭、人々が集まる様々な場所で、そのニーズに応じて商品を提供し、時代の流れと共に進化し続けているブラインドは、現代オフィスの必須アイテムとなっています。

今回お話を伺ったのは、創業当時から常に総合ブラインドメーカーのトップランナーとして、オフィス向けブラインドを開発、販売している立川ブラインド工業株式会社様(以下タチカワブラインド様と表記します)と、その施工・メンテナンスを主な業務としておられる、タチカワブラインドグループの立川装備株式会社様です。

まずは、立川ブラインド工業株式会社のコントラクト部門様に、次世代ブラインドというテーマでお話をお聞きしました。お話の中心となったのは、現代の時代背景を受け、省エネ対策を踏まえた、これからのブラインドについてです。オフィスビルの省エネ対策としてブラインドができることの中でも、日射エネルギーによる室内の温度変化を抑え空調負荷の低減をすること、昼光を利用して照明エネルギーの低減をすることの2 つは、省エネ対策として非常に大きな効果があるとお考えでした。


空調負荷の低減については、2重サッシの中にブラインドを内蔵し、サッシ内の空気を排気ファンによって強制的に取り除いてしまうエアフローウィンドウという仕組みが導入されているケースも出始めており、除去された熱エネルギーを再利用することも可能で、窓周りの空調負荷の大幅な低減を実現しています。

ブラインドによる空調エネルギーの低減策は、オフィスビルの省エネルギー対策として効果が高く、広く認知されつつありますが、エアフローウィンドウをはじめとした、その技術を更なる次の段階へと高めていくタチカワブラインド様の技術力とアイディアは、これからのオフィスビルに求められる省エネルギー化への効果的な手法として、これからもより注目していきたいと思います。

>取材メモ
最近では、排気ファンを使わずに、建築物の外壁の外側の一部または全面を更にガラスで覆うダブルスキン構造による建物も増えてきているそうです。これから開発を行う新築ビルなどに対してダブルスキン構造を採用することにより、オフィスビルの価値をアップし、テナント様の省エネ対策をビル全体でバックアップするという提案は、省エネ時代のオフィスビルにとって非常に有効であると感じました。

※本記事は2009年12月8日取材時点の情報を元に作成しております。


取材協力・情報提供:立川ブラインド工業株式会社
立川装備株式会社


最新記事10件を表示

2025.07.21お知らせ
広告掲載のご案内
2025.07.15お知らせ
社名変更ならびにホームページURL変更のお知らせ
2025.07.14お知らせ
広告掲載のご案内
2025.07.07お知らせ
広告掲載のご案内
2025.06.30お知らせ
広告掲載のご案内
2025.06.23お知らせ
広告掲載のご案内
2025.06.16お知らせ
広告掲載のご案内
2025.06.09お知らせ
広告掲載のご案内
2025.06.02お知らせ
広告掲載のご案内
2025.05.26お知らせ
広告掲載のご案内