お話をお伺いしながら、最先端のビルソリューションが体感できるショールーム、「M’s station」をご案内いただきました。
「ビルそのものが、まるごとショールーム」をテーマにした1階には、最新の昇降機実機や、セキュリティシステム、省エネ対策など、6つのテーマからなるビル設備ソリューションとして展示してあり、デモンストレーションやシミュレーション体験できます。その一つ一つを専門スタッフの方に大変ご丁寧に説明していただきました。私どもも、製品スペックやサービスの再確認から、情報は収集していてもまだ実物を見ることがなかった最新製品まで、テナント様やオーナー様にフィードバックできる情報をいただきました。
M’s station は、最新の製品やサービスを一つの流れの中でソリューションとして俯瞰できます。PM はオフィスビルの設備だけでなく、運営全体をコーディネートするという独自の視点を持っていますから、次世代に向けたビル運営のため、PM ならではの視点で捉まえることができます。そして、百聞は一見にしかず、カタログ等だけでは実感のわきにくい設備や新システムも実物を踏まえた理解ができるため、リニューアルや修繕時のご提案に向けて活用できる情報が豊富であり、PM のスキルアップに繋がる情報や視点を更に養うことができました。
当社ではPMがビルオーナー様にご提案をする際、このようなショールームを活用させて頂くことがございます。様々な選択肢のなかから、最良の選択をしていること、そしてその代替案はどんなものが考えられるのか、実物を前にお話合いをすることで、オーナー様の不安を解消し、信頼を高めることにつなげています。
>取材メモ
昇降機ゾーンには、ドアや内装、パネル類などデザイン性が中心となるものも数多く展示してありました。特に色や質感などは実際に見て触れてみて、はじめて実感がつかめるものや、実物大のかごモデルもあって、実装する際のシミュレーションとして比較できる、という点でとても参考になりました。
※本記事は2009年10月15日取材時点の情報を元に作成しております。
取材協力・情報提供:三菱電機ビルテクノサービス株式会社