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三菱電機ビルテクノサービス株式会社編(1)

オフィスビルが快適に機能するための設備やテクノロジーは、ハードからソフトまで、それぞれが役割や目的をもって、ビル全体に組み込まれています。その設備や機能は各種各様ですが、その中でも必要不可欠な設備の一つに昇降機( 乗用エレベーター) が挙げられます。

今回、お話をお伺いしたのは、昇降機の運用・メンテナンスを含む、あらゆるビル設備のソリューション企業、三菱電機ビルテクノサービス株式会社様( 以下、三菱ビルテクノ様と表記します) です。

当社では、毎月のビルメンテナンス予定をお知らせするため、ビルに訪問して、ご入居中のテナント様に、できるだけご担当者様に直接お会いし、ご説明をしています。そのなかで、昇降機のメンテナンスは、安全性と快適性の確保のうえで、特に重要な事項です。

当社は訪問する際、まずEVに乗って最上階へ行ってから巡回を行いますが、その際にEVの動作確認も行っています。しかし、日常使用されるテナント様がお気付きになられたことが、将来の故障などのトラブルを未然に防ぐヒントにもなりますので、気付いた点はないか、確認させて頂いております。

三菱ビルテクノ様は、2009年10月の取材時点で、メンテナンスの中軸をなす情報センターを全国10 カ所に設置、昇降機や空調器をはじめ各種ビル設備を遠隔監視し、万が一の故障時には迅速な対応を図っています。情報センターは24 時間365 日休むことなく稼働し、トラブル発生時には全国約6,000 人のエンジニアが速やかに現場へ駆けつけ、その復旧に尽力されているそうです。

設備の緊急対応は、当社PM にとって最もプライオリティの高い業務のひとつであり、24 時間365 日対応が必要です。1 棟のオフィスビルの全てをマネージメントするPM 担当者が、現場の情報をもとに適切な状況判断を行い、早急な復旧に向けて動きます。その際に何よりも考慮するのが、テナント様の安全確保と、トラブルによる影響を最小限に止めることであり、復旧作業を行うエンジニア様の対応迅速性は重要な要素です。

オフィスビルのバックボーンとして日常運用を支え、緊急時には迅速な対応が必要な昇降機メンテナンスは、PM にとって重要業務の一つであることはもちろん、オフィスビルを利用する皆さまの安全と快適のため、今以上の連携と情報の共有を図りつつ、積極的な取り組みが必要な分野です。


>取材メモ
三菱ビルテクノ様では、安全キャンペーンを通年にて行っていますが、特に7月から9
月にかけて注力しているそうで、実際の利用者様と接し、安全な利用方法を説明しているそうです。直接コミュニケーションを取ることの重要性は当社も同様であり、現場から汲み取れる事柄が大きな財産になるという点で、大変共感できる取り組みだと思いました。

※本記事は2009年10月15日取材時点の情報を元に作成しております。


取材協力・情報提供:三菱電機ビルテクノサービス株式会社


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