セキュリティのトータルソリューションは、オフィスの快適な運営という目的もあります。
その例の一つとして、ALSOK様には、設備情報メールというサービスがあります。
このサービスは、セキュリティ機器のみではなく、建物内の設備全体の状況や異常をメールで知らせることができます。PC やサーバ機器のダウンや、空調器の故障など、日常的にオフィスを利用する中で気になる設備のトラブルをシームレスに通知ができるということです。このサービスを利用するには、異常を通知するためのシステム構築を必要としますが、システムを一元管理していくことで、一番の目的であるセキュリティ対策を円滑に果たしながら、付加価値的にサービスの幅を広げることができます。
当社も専任PMに集約した一元管理システムであり、そのメリットが高いことは自信があります。オフィスの快適性を維持管理することが大きな役割であるPM の視点から見ますと、設備トラブルの円滑な対応に役立つサービスであり、当社が協力体制を構築することで、効果の高いと思われる業種のテナント様へのご提案が可能です。
また、PC ネットワーク、ビル管理システム、そしてセキュリティなど、オフィスビルに関わる設備のテクノロジーが飛躍的にアップし、今後益々利便性が高まることが予想されます。そのような状況の中で、システムを一元管理していくという考え方は、オフィスビルの次世代運営を見据えたときPM として注目し、方向性と性能を理解し、見極めていくことが必要だと思いました。
今後さらに情報交換を行い、相互の視点から有効だと思われる情報を共有していくことで、様々なソリューションサービスを、より質の高いオフィスビル運営に結実するよう、取り組んでまいります。
>取材メモ
設備のトラブル対応は、PM にとって大切な業務の一つです。そのため、当社ではサービス向上のための取り組みを常に行っています。設備という視点と、セキュリティが融合し、新しいサービスが提供できることは、これからのオフィスビル運営を考えたとき、非常に有効だと思いました。情報を集約できる体制のメリットを改めて確認できました。
※本記事は2009年10月15日取材時点の情報を元に作成しております。
取材協力・情報提供:綜合警備保障株式会社 中央支社