ダイキン空調東京株式会社様編(4)

私たち PMとの連携を高め、オーナー様やテナント様へより質の高いサービスをご提供するために、ダイキン東京様から当社に対するご要望をお聞きしました。

その中でも特に印象深かったのが、オフィスビルにおいて電気量消費の大半を占めている、空調機、照明機器、エレベーターなどの動力機器をトータルコーディネートがPMの役割であるというご意見でした。各々の設備のリニューアルや修繕を個別に行うのではなく、建物全体の動きの中で、それぞれの作業を連携して実施することができれば、エネルギー対策はよりグローバルな展開ができるというものです。

オフィスビルのリニューアルはオーナー様、テナント様のご意向と、ビル運営の観点から考案したスケジュールで進行するため、非常に複雑な案件です。しかし、これからのビル運営を考えたとき、このエネルギー問題は非常に重要な位置づけであることは明確であり、そのコーディネーター的な役割を担う PMとして省エネ対策においてもトータルソリューションを提供することは、そこに係わる全ての方々に様々なメリットを提供できるものであり、PMにしかできない役割であるといえます。

新規案件や大規模改修時に「省エネ・エコ」というキーワードで当社 PMが中心となり、チームとして将来を見据えたご提案と全体のソリューションを構築するうえで、オフィスビル全体の運営を行う当社 PMと「空気」のプロフェッショナルであるダイキン東京様との連携はさらに高いパフォーマンスを発揮しています。

>取材メモ
当社PMが持つ現場情報をさらに共有し、個々のお客様ごとに最適な提案を行っていきたいとのご意見も頂戴いたしました。PMはオーナー様、テナント様と最も近い距離に位置し、その情報共有をより円滑に行うことで、それぞれの状況に応じてカスタマイズしたご提案ができると感じました。当社 PMは、それぞれのメーカー様の特徴も把握し、それらについての最新情報を持っていることが、オーナー様にとって最もメリットのある提案が可能なのだと思いました。

※本記事は2009年10月15日取材時点の情報を元に作成しております。