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不動産と金融の融合

金融商品取引法が2007年9月30日施行されます。これは証券取引法を改めたもので、より広く金融商品全般について規程されることになります。また、不動産と金融の融合をテーマにしたメディア記事も見られます。

一昔前では、目にすることも、耳にすることも無かったテーマです。この機会に、不動産と金融の融合について、整理してみたいと思います。
当社は、不動産の管理運営を業務の中核としていますが、現場のレベルでも金融との接点が増えてきました。不動産と金融の融合の代表的な事例として、J-REITを核とする不動産投資信託(REIT)が筆頭に挙げられます。

まずは、このREITについて、様々な解釈があるとは思いますが、少し単純化して、不動産をも、我々がよく知っている商品、例えばキャベツ、食べる機会の多い野菜のキャベツに置き換えてみたいと思います。
一昔前、スーパーやコンビニが普及する前は、キャベツを買うには、キャベツを市場などから仕入れている八百屋さんに行っていました。しかも、丸々一個を買うしかないのが普通でした。でも、一人暮らしの人には、キャベツ一個は多く、夫婦でも一日で食べきれる量ではないかもしれません。キャベツ一個を新鮮なうちに消費するには、ある程度、人数のいる家族構成でないと難しいものでした。

今日、日本では、キャベツはコンビニやスーパーで四季を通して24時間いつでも手に入る環境にあります。また、半分、1/4など大きさも様々で、中には最初から千切りになっているものや、野菜炒め用などに他の野菜と一緒に加工してあるものまで、様々な形で入手することができます。この変化は、キャベツがより消費者に近くなったことを意味します。消費者ニーズを汲み上げ、工夫を凝らしながら、社会の変化とそれに伴うニーズに色々な形で応えていく。それが現在のキャベツの販売形態に繋がっています。

このニーズに応える工夫が、不動産における金融の大きな役割のひとつです。


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