上司
これが
オフィス室内だ。フラットな1フロア、無駄を省き、デッドスペースを徹底的に削って設計されている。どうかな?
社員A
そうですね…まず、とにかく明るいです。それとやはり窓の大きさ。天井から床まで全面ガラスというのは、爽快ですね。それもあって自然光が射し込んでいて、照明だけではないナチュラルな明るさになっていると思います。
上司
ビルの外でも話したが、ガラス窓面を最大限確保した
明るい室内は大きな特徴の一つだ。しかも、省エネルギーに向けた取組で、ペアガラスを採用している。部屋に入ったとき、空調は停止していただろう。
社員A
そういえば、そうですね。でも、空調が効いている感じがしたんですよね。
上司
そう、特に、これだけ窓が大きい室内であれば、この真夏の陽気のなか、暑くて仕方ないことが通常だ。こういう厳しい時期こそ、効果を感じることができるんだ。
社員A
それに、こうしているうちにすぐに快適になりました。
上司
実は、空調機自体の能力を高めることで、空調機は常に余力を持っているので、高いエネルギー効率を実現しているんだ。
例えば、車は、最大出力のときより、余裕を持った出力で巡航する場合の方が高燃費なことと同じ原理だね。
社員A
環境のことも考えているわけですか。
上司
ヒートアイランド現象という言葉は知っているだろう。空調能力も、時代に変化に合わせて設定する必要があるんだ。効率よく仕事をするには、オフィス内の快適さが一番だからね。その快適性はまず空調からということだよ。これもNEWSシリーズの大事なコンセプトだ。