固定経費という視点次世代PMの動きのうち、テナント様の視点に立ったビル運営の取り組みとして、よりいっそう、オフィス運営の「経費」という部分に着目していくことも必要だと感じています。経済環境の変化を受けて、固定的にかかる経費はテナント様にとってストレスの原因のひとつと言えます。そのようなニーズに対してPMができることを模索し、施策を展開していく必要性を感じるようになりました。
当社でもそれに関わる取り組みを徐々に始めています。一例として、省エネを通じた電気代節減のために照明器具をHFやLEDなど省エネタイプ機器やペアガラス導入などの事例があります。ほかにも細かいことで価値につながる施策は少なくありません。「経費削減」という時代のニーズを切り口にサービスのバリエーションを拡げていくことで、次世代のPMにふさわしいオフィスビルの価値の創造が可能だと考えています。
そこに視点が置くことで、より高い建物の価値を発見し、実際の施策として打ち出すことが、当社PMの付加価値となり、強味になります。ひいてはそれがテナント様に、快適プラスアルファの納得や満足を提供できるものだと考えます。