コミュニケーションに深みをお客さまが抱えているストレスや本当に求めていることを正しく認識し、より深く理解すること。建物ごとに関わる人も状況も異なるビル運営において、本当の意味でこれを実行できることが、新しいサービスの提供、ひいてはお客さまの満足度の向上につながると考えます。
私たちPMの仕事は、オーナー様からお預かりした大切なビルをより高い水準で快適に保ち、関係各者様にご協力いただきながら、活きたオフィスビルとしての運営を滞りなく行うことです。今の時代では、それを完遂した評価は「良」だと思います。「優」をいただくためには、お客さまの意識の根底にある潜在的な要望を探り、具象化してきめ細やかにフォローしていくこと。そのためには今よりもっと踏み込んだコミュニケーションが必要です。
お客さまの素振りや行動からその奥に潜むものを察知し、さらに核心を掴むための言葉を引き出すような一歩進んだコミュニケーション。確かな現状把握に基づいて、プロと認めて頂ける提案をしていくことが、お客さまに貢献するPMに必要な資質だと思います。