エントランスの重要性オフィスビルのエントランスは、ビルの顔として来訪者の印象を左右する大事な要素です。リーシングにおいてご入居希望のお客さまを実際のオフィスビルへご案内する際にも、エントランスに好印象を抱いていただけるとご契約の度合いも高まり、第一印象の大切さを認識します。
エントランスの改修には相応の費用が見込まれます。しかしそれは空間の構成や全体の意匠をリニューアルする場合であって、トータルなデザインへの配慮が必要ですが、床や腰壁を張り替えたり、照明だけを更新するような部分的なものならばコストを抑えられます。エレベーター内の壁を貼り替えるだけでも明るく清潔な印象を演出することができますし、ピンポイントの変化で従来の印象を一新させる提案も、いま求められている「やるべきこと」なのだと思います。
セキュリティ要件が厳しくなる昨今にあってもまだ、エントランスはある程度パブリックの出入りが許されるスペースです。ですから、企業名が連なる館銘板のデザインなども建物の印象に関わる大事な要素であり、リニューアルによって印象の変化を図れるポイントでもあります。そういった改善点の抽出を踏まえ、今後はより費用対効果の高いリニューアルを提案させていただくことが重要だと思っています。