いま現在の僕の上司は、僕が当社に入社することの決断に深く関わった人物でもあります。言い換えれば、そのとき会っていなければ、当社でPMというやりがいのある仕事に関われなかったかもしれない訳で、当時も今も素直に感謝できる存在です。
入社当時の上司のナチュラルな言動が僕にはとても印象的で、そのスタンスを、当社で自分が成長するためのお手本にしながら業務に取り組んできました。上司と部下の立場になってからも、人間的な関係性は当時から変わらず、あの時の入社の決断が今でも鮮明な記憶として、僕の思い出に刻まれています。
それは、入社試験を受けさせてもらった際のことです。僕は、自分がこの会社に本当に相応しい人間なのかを、自分の目で見て、感じて、知りたかったという一心で、一日会社を見せてほしいという申し出をさせてもらったのです。我がままなお願いでしたが、即座に快く了承していただくことができ「選ぶ権利」は雇用する側もされる側も双方にあると思っていた僕の気持ちを肯定されたようで、気持ちが楽になりました。