いつどんなときでも、主体性を高めて行動する。それがいま、私の心掛けている行動基準です。何かを決めなくてはならない時、主体性を高めて判断すれば、それは自己責任に裏付けされた実直な選択になるのだと思います。
そういう心掛けを持つに至ったのは、主体的であることの重要性を私に気付かせてくれ、今も糧となっている一日があるからです。
以前、自分が担当しているビルのオーナー様を訪問した際、通路の照明が切れているとのことだったので迅速な対応をするため、その場で照明の交換を行ったのですが、調べてみると照明が切れているのは1ヵ所ではありませんでした。当然、ご依頼のあった1箇所のみを復旧してその場を離れることはできません。結果、作業に非常に時間がかかり、ビルのオーナー様にも長い時間をいただくことになってしまいました。
このことを効率だけで考えれば、先に何ヵ所切れているのかを確認した上で、メンテナンス業者様への依頼を考慮しながら検討するという行動を選択すべきなのだと思います。