オフィスビルは「商品」新規のテナント様を当社オフィスビルに招致するための営業であるリーシング活動を軸にすえた視線から改めて痛感するのは、私たちにとってオフィスビルは大切な「商品」であり、商品を売るための活動と、使い続けていただくためにすべきことは何も変わりがないということです。オフィスを探されているお客さまがビルを選ぶことは、ディスプレイに並んでいる商品を品定めすることと同じだと思います。だからこそ印象は大事です。
社会情勢の変動や時代のトレンドの変化に関係なく、ビルは古くなっていく
私たちPMはまず、この普遍的な原理原則を真摯に受け止めることが必要です。オフィスビルを商品と言っても、賞味期限や消費期限はありません。それは、食品のように劣化しないからではなく、管理者のマネジメントによってその価値を高めていくことが可能だからです。常にお客様にとっての「快適」という価値を創出し続ければ、オフィス空間はテナント様にずっとご賞味いただけると思います。だからこそ、何もしなければ古くなっていくという原則を受け止め、商品という視点でオフィスビルを管理運営することが求められているのです。