「ビルの入り口にセキュリティ機能が欲しい。」
「各テナントのオフィス入り口にセキュリティ機能が欲しい。」
「オフィス内の各区画への入り口毎にセキュリティ機能が欲しい。」
「オフィス内のパソコン・FAX・コピー機・プリンタなど、OA機器類毎にセキュリティ機能が欲しい。」
「そのOA機器のセキュリティ機能において、それぞれの個人ID毎にセキュリティ権限の制御をしたい。」
これは、プロパティマネジメント業務を通じて、テナント様からお聞きするオフィス内のセキュリティ機能に対するご要望です。
「セキュリティ機能は高ければ高いほどよい。」というのが現在の風潮と言えますね。
そこでのポイントは、先にも述べましたが、個人認証の必要性です。つまり、テナント様のニーズは単純にセキュリティを強化するだけではなく、リスクマネジメントのためにも個人を特定できるセキュリティが必要、と言うことだと思います。
この個人単位のセキュリティという流れが、これまでのビルマネジメントにおける標準的なセキュリティと大きく違っている点です。
そして、それを実現したのはIT機器の技術力向上による供給側の要因もありますが、やはり、需要側であるテナントの意識や要求水準の向上が大きな理由だと思います。