変革の原因は、新規案件の担当させていただいたことです。今回のケースはその運用方法に関わる法律の類から案件の規模、関係会社様とのコミュニケーションに至るまで、自分が携わってきた物件とは異なっており、必要な知識の吸収や進行の手順を覚えるために当初は相応の時間を積みました。
大規模な受託案件は書類の量も多く一つ一つの作業に非常に高い精度を求められます。1棟の建物に対して行われる全ての工事に対して各工程ごとの綿密な報告を書式で作成し、且ついくつかの段階を踏んだ書類の受け渡しが必要になります。当初、私はその業務量に圧倒され、単純に業務の「量」が増えたという捉え方で、時間に追われながら仕事を進めていました。しかし本当に業務が追いつかなくなり、窮地に立たされた時にふと、手法そのものを変えなければいけないということに思い当たりました。
そこから先は、試行錯誤を繰り返しながらの発展途上ではありますが、契約遂行能力が確実に向上しただけでなく、自分の業務全般においての抜本的な進化につながりました。すべては、壁を必死によじ登ったことで発見できた、あの気付きから生まれた変革でした。