自己主張と自主性の向上。これからのPMにとって、とても重要なポイントになってくると僕は考えています。指示や方法論を受け身で聞くだけではなく、「こういう場合、自分はこう思いますがどうでしょう?」といったような、自分の意見を交えながら話せること。自己主張を嫌う風潮もあるようですが、それがなければ、成長はないと思います。
自分でしっかりとした意見を持ち、その考えを生み出したプロセスがお客様のニーズに合っていれば、今までの事例を元にした対応だけではなく、そこに本人の意見が加味されていればまた違った可能性が出てきます。そして「どうしてその結論に達したのか?」という疑問に対してしっかりと説明できるくらい考え、教科書通りの言葉でなく、お客様にフィットした言葉で説明できることが望ましいと考えます。
当社のPM担当者が一つのオフィスビル運営の全てを担うという仕組みは、僕たちが接する方々から多くの情報をいただき、それを組み立てながら運営に生かしていくことに行き着くと思っています。コミュニケーション、自己主張、自主性。これらが三位一体となってこそ、PMに大切な資質であるマネジメント力と責任感が育っていくのではないでしょうか。