プライバシーが必要なお客様をお迎えしたり、企業にとって非常に重要な案件を取り扱う際などに使用する、部屋として天井まで仕切られ、その場所にふさわしいインテリアを採用した、従来のスタイルでの応接室はもちろん健在で、今後も必要な設備だと思います。
しかし、当社が運営するオフィスビルにご入居されているテナント様を拝見していると、私個人の感想として、企業への訪問目的がより実務的になったと感じるます。ご挨拶での面会などでなく、実務の打ち合わせをするために訪れる方が多くなったと感じます。そのため、アーロンチェアーのような打ち合わせがしやすいオフィス家具や、訪問人数によって多目的に使えるスタイルのオフィス家具を採用する企業が増えてきたと思います。
どちらのスタイルが正しいとか、その一方を廃止する、ということではありませんが、お客様をお迎えする頻度の高い企業では、スペースの有効活用のしかたが、その業務スタイルによって変化してきているのかもしれません。