ミーティングスペースというキーワードで快適オフィスを考えてみたいと思います。一般的に、ミーティングスペースとして、来客用の応接室と社内用の会議室という色分けができると思います。
応接室と聞いて連想するのは、一人掛けソファー2つの間に背の低い長方形のテーブルを挟んで、二人掛けソファーが対面している、いわゆる応接3点セット。また会議室から連想するのは、折りたたみ式の長テーブルにパイプ椅子。これが、私が経験的に持っている一般的イメージです。
もちろん、現在においても、私の持つイメージのような仕様は多く存在していますし、充分機能していますが、オフィス活用の考え方の変化や、時代背景に伴い、「応接室」や「会議室」にも様々なパターンが生まれ、それらが採用されています。
例えば、大切なお客様を招き入れる、企業を代表する顔といっても過言ではない応接室では、ソファーではなく腰高の椅子と、移動しやすい丸テーブルを使用し、パーテーションの組み替え次第で、オープンなスペースとしても活用できる多目的型応接や、お客様が自由に飲み物を選択できるよう自動飲料機を導入してフリードリンクサービス提供する企業など、新しいスタイルが見られるようになりました。