上司
今回は築16年目のビル運営について、他のビルやその周辺を見てきたわけなんだけど、どうだったかな?
社員A
はい。正直こんなに色んなヒントがあるとは思いませんでした。よく考えてみれば、周辺にはビルがたくさんあるわけですから、そこから得られる情報って重要ですよね。
上司
ビルの所在地は地図を見れば分かるし、担当しているビルのことなら全て分かって当然。でも今回見たとおり、テナントさんのニーズも日々変化していくわけだしね。やはり現場に足を運んだときにどこまで感じることができるかが大切なんだよ。
社員A
そうですね。普段、ビルに用事があるときも、周りには目もくれず、そのビルだけを目指しがちでした。競合ビルの調査のときも、その競合ビルだけを見に行っていたし。それでは比較はおろか必要な情報が手に入らないんだなって。
上司
賃料の設定や見直しの場合なんかも同じだよ。他のビルの賃料設定やグレード、リニューアル箇所など、現場のビル周辺にはプロパティマネジメント業務を遂行する上で大切なヒントがたくさん隠されている。
社員A
はい。今日の経験でホント良く分かりました。ビルの運営を考えるなら、まずは現場からだったんですね。
上司
まずは現場に始まり、周辺を把握して、戦略を練る。それが私たちの仕事の基本だよ。
社員A
はい、よく覚えておきます。今からもう1件、現場行ってきます!
上司
よし、報告楽しみにしてるぞ。
社員A
ありがとうございます!