PMの役割は、そもそもコーディネーターなのですが、多様な関係者がいるだけでなく、それらの組み合わせが、常に固定的ではなく、色々な組み合わせで仕事を進める必要があります。
それぞれの視点に立ってコーディネートをするためには、日頃から常にコミュニケーションをとり、細かいことも見逃さずに現在の状況を把握しておくことが必要です。その中にパズルのピースとして散らばっているポイントを収集し、PM担当者なりの形をつくっておかないと、案件が発生した際に後手に回ってしまい、調整することにすらたどり着かなくなってしまいます。
現場の現状を把握し、常に先を見れるような観察力を持って日々のルーティンを行っていませんと、それぞれの視点に立って話をし、コーディネートをすることはできないと考えます。チームミーティングでは、細かい事柄まで客観的に見ることのできる観察力が、信頼されるPMに不可欠な調整力の源泉であり、調整力こそ、理想のPM像から見て、必要な要素だという結論となりました。