>社員C:PMに必要な資質
業務の並列処理能力担当させていただいているオフィスビルで発生する案件は、外部テナントリーシング、契約更新、修繕工事やリニューアル工事など多種多様に及び、またその案件数も少なくはありません。その全ての案件の納期を守り、クオリティの高い仕事をするためには、進捗の管理や方法を常に考え、同時進行で複数の案件を処理していくことが必要だと考えます。
課長
C君の意見に関しては、みんなで話をする前に、少し聞いておきたいことがあります。確かに複数の案件を並列処理できるというのは、大切なことです。そのための具体的な取り組み方法について、少し話してみてくれませんか。
社員C
今、一番取り組んでいることは2つあります。一つは、単純なことなんですが書類の整理整頓、もう一つは、業務内容で優先順位を明確にし、効率の良い作業手順を考えることです。
社員A
そういえば、私は隣の席なのでよく分かりますけど、Cさんの机の上ってすごくキレイになりましたよね。いつからかははっきり覚えていませんけど、最近そう感じました。
社員C
はい、今年のはじめからなんです。私たちPMは、一つの案件で書類が50枚以上になることも多いです。そういう案件が常に同時に複数あるのですが、去年は、案件の数が多い時など、書類の整理がなかなか上手くいかず、結果、時間をロスしていたという反省があるんです。無駄な時間を使ったとは思いませんが、もっと効率的なやり方があったと思っています。