社員C
具体的には、それぞれの皆さんに、どんな価値が生まれたのですか?
社員B
このケースでは、テナント様の要望だけをお聞きするのではなく、オーナー様への付加価値もご呈示できるよう心がけていました。
結果的に、オーナー様には、外構まわりの改修を併せて行うことによるビル自体の価値アップに加え、収入アップという2つの付加価値をお付けすることができました。更に、テナント様にとっても、ビルの印象アップは付加価値だったと思います。
社員C
オーナー様にも、テナント様にも価値ある工事ですか。確かにPMのコーディネーション一つで結果は全く違っていたのかもしれませんね。
課長
しかも、この場合は、交渉ごとが全てではない。最終的に当社のビル運営基準から見て、適切に看板が設置されて初めて業務が完了する。
社員A
当社の基準ですか。これは、オーナー様にとって理解できるものでも、テナント様にとっても付加価値になることを理解して頂くのは、交渉とは全く違う部分ですね。コーディネーションというよりは意思共有が必要になってきますね。