現在、既存のオフィスビルを取り巻く状況は実はそう悪いものではありません。
次々と建設される新築ビルの影響や景気回復の追い風を受けて、安定した運営を続けるビルもそう少なくないと感じます。
私は「だからこそ」今、次世代へ向けた動きが必要なのではないかと思うんですね。今が順調だからといって、それが継続的に続く保証はドコにもないじゃないですか。仮に、また状況が下降気味になり、利益が少なくなってきた時に「よし、テコ入れしよう。」と思ってもそれではもう遅いのかもしれません。安定した収入が見込める今だからこそ、これからに向けた設備投資やビルのグレードアップを図っていくべきなのではないか?そう私は考えます。
景気や時代の波に影響されない、強く安定したビルを作り上げること。それも私たちプロパティマネージメントに関わるものの役割だと思います。