多くの人に触れる機会があり、既にリラックスツールとしても活用されている実績を持つ音楽ですが、ことオフィスで採用しようとするといくつかの問題点があることも忘れてはいけないと思います。
社風や方針として、勤務中にオフィス内で音楽を流さないという企業も多いと思いますが、それ以上に別の問題があると思います。
まず、とても基本的なこととして、そこに働く全てのスタッフが音楽好きなわけではないこと。更に、流れる音楽のジャンルが好きとは限らないこと。会話やミーティングには、他の音は必要なく、むしろ邪魔な場合があること。例えば、音楽が流れていると、逆に集中できない人もいるようです。このように、音楽を流す際の問題はいくつかあります。
つまり、趣味は音楽という人がいるように、音楽には趣向性があるため、オフィス空間という、ある意味、没個性的空間にはマッチしないということができます。