いくつかの要素で検討した机のレイアウトですが、一概に、どのレイアウトがベスト、とはいえません。ですが、その職種や業務内容を考慮し、レイアウト計画を立てることが大切だと感じます。
例えば、各々が目標を持ち、同じ仕事に取り組む、チームのプレイングマネージャーの場合は、特別な場所に机を設けるのではなく、マネージャーも同列に並び、同じエリア内で仕事をする方が、結束力が生まれ、スタッフも相談しやすい。また、同じ目的に向かって、スタッフが役割分担して全体を進めるプロジェクトのマネージャーは、全体を把握し、コントロールできる特別な場所に机を配置した方が効果的です。チームのミッションなのか、プロジェクトのマネジメントなのかによっても、そのレイアウトの適性は大きく変わってくると思いますし、ひとつの組織でも管理職の階層が更にあれば、組み合わせの要素もあります。
年末の大掃除を終え、心機一転、新しい年の仕事始めをされた企業様も多いことと思います。その新鮮な空気にあやかり、新たなレイアウト計画を検討してみることで、新たな発見があるかもしれません。