オフィスづくりで重要な机のレイアウト。このレイアウト計画は、職種や企業文化によって様々です。オフィス内でのコミュニケーションとも密接に関係しています。各セクション内でのコミュニケーションにはじまり、マネージャーとの接し方(報告・連絡・相談)、他セクションとの相互関係など、そのレイアウト計画が、業務の効率化とパフォーマンス向上の鍵を握っているといっても過言ではありません。
下の図では、オフィスで見られる標準的なレイアウトパターンを4つ用意しました。中でも各スタッフが向かい合わせて座る
Aは最も採用例の多いパターンではないでしょうか。
Bは向かい合わせには座らず、間に導線を確保するパターン、
Cと
Dはマネージャーが特別なスペースにいるのではなく、スタッフと同じで並列に座っている例です。
それぞれの企業にとって、どのレイアウトが適しているのかは、その職種や業務内容で異なるため、一概にはいえませんが、今回は例示した4つのパターンにおける、それぞれのマネージャーの視点で、レイアウトとコミュニケーションの関係性について考えてみたいと思います。