例えば、当社のNEWSシリーズではトイレ室内にはBGMが流れる機能があり、非常に細かいことですが、リラックス増進の効果があるように思います。
これが、聴覚の効果を考えるヒントでした。私が考えたのは、聴覚と時間を結び付けて快適なオフィスを実現できるのでは?ということです。
例えば社内ミーティング。腕時計や室内の時計がある場合は、時間の意識があれば確認は可能です。あとは、自分が所有している携帯電話くらいしか、時間を確認できるアイテムはなくなります。真剣な話し合いの最中に携帯電話を開くのは、かなり勇気の要ることだと思うのは、私だけでしょうか。
また、真剣な場であるからこそ、時間を忘れてしまうケースもありますよね。話が核心に迫ってきたちょうどその時、「あ、アポイントメントに間に合わない。一旦終了するので、結論は各々考えておいてください。」というような会話を、聞いたことも、自分で言ったこともありました。
これは、デスクワークの際も然りで、時間を視覚で確認する方法の場合、いずれにせよ意識的に時間を見なければいけません。