現在、オフィス環境として、パソコンは、1人に1台が当たり前になってきました。しかも、以前のようにワードやエクセル等のドキュメント作成ソフトを個人単位で使用するだけではありません。パソコンがネットワーク化され、社内情報や日報をはじめ、企業としての業務運営に関わる事柄についてのグループウエアやデータベースなどが導入され、デジタル化されたドキュメントとして活用している企業も多いのではないでしょうか。
この、急速なドキュメントのデジタル化とインターネット技術の進歩に伴う活用方法の広がりにより、パソコンの重要度は増すばかりです。
ということは、つまりデスクの上には必ずと言っていいほど、パソコンが置かれていることになります。この、机上に必ずモニターやノートパソコンなどが並んでいる光景は、一体いつから普通になったのでしょうか。
通常、1人が使用するデスクの幅は、1000m〜1400mといわれています。これはパソコンが普及する以前、1990年代前半の状況と比較してみても、さほど変化がありません。ですから、私たちが日々業務をこなす机の大きさは変わらないので、パソコンによって物理的な作業スペースが狭くなったといえます。