日々のルーティンの中では、これまでお話ししてきたような業務を行っているPMですが、当社では、PMとBM(ビルメンテナンス)両方の役割を一担当者が併せ持つスタイルを取っています。これは、BMは、前述しましたようなビルのハード面のメンテナンス業務が中心になるため、PMを行うにはBMの情報が必要ですし、またその逆も然り、という考え方に基づいています。
このハード面とソフト面の役割を併せ持つPMは、BM的な要素からの情報を活かしたソフト面の運用を考えられるため、ハード管理担当者とソフト運営担当者のように複数セクションの人間が情報共有を計らなくても、一PM担当者が最大のパフォーマンスを発揮できることが、最大の特徴です。
また、組織的にも、PM業務について役割別にセクションを設けるのではなく、ひとつのPMチームが、そのオフィスビル全てに対し責任を持って管理・運営していく形をとっています。これにより、一人のPMが専任担当者となって、全ての情報を掌握できるため、常に最良のご提案をオーナー様とテナント様の両方にご提供することができます。