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不動産投資で特徴となる、売りたいときに売れないリスクが生じる原因には、大きく分けると3つの理由があります。
一つは売買が成立するまでの所用期間です。これは、個人住宅を購入する時をみても分かる通り、不動産売買には、手続き上ある程度の時間を要してしまいます。
次に、前回でも触れたマーケットの充実度です。マーケットは、売りたい人と買いたい人、つまり需要と供給を結びつけることが大きな役割の一つですが、このマーケット自体が成熟していない、もしくは存在しないことで、売り買いが成立しません。
最後に「情報の非対称性」です。不動産売買には、売りたい人(物件を所有している人)と買いたい人(投資家)が持っている情報量に非常に大きな差がありました。物件を所有している売り手は、もちろんその情報をたくさん持っていて、細部まで理解していますが、逆に買い手にその情報が開示される機会が少なく、買いたいという意思を持っている人でも、いったいその物件を買うことが良いことなのかの判断基準が明確ではない状況がありました。
この3つの理由は、株と比較すると、不動産投資の特徴的な要素であり、このようなリスクゆえ、不動産投資は、一部の限られた対象でしか成立しなかったと見ることもできると思います。